新説、という割には従来薛の否定をほとんど行っておらず、文献資料からの引用もほとんどありません。
著者は「こういった資料がある」と言いますが、結局「従来薛の苗字の興り」を否定する理由が「熊谷市近傍に熊谷姓の人がほとんどいない」ことだけが論拠になっています。
また、やたらと「古代朝鮮語」を掲げていますが、百済と新羅と高句麗で言語が異なった可能性があることに触れておりません。
まとめると「妄想作文乙」といったところですね。
ファンタジーが好きな方は読んでみてもいいかもしれません。
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新説日本人の苗字とその起源: 縄文人・弥生人のあだ名としての苗字 単行本 – 2011/1/1
宮内 則雄
(著)
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- 本の長さ215ページ
- 言語日本語
- 出版社批評社
- 発売日2011/1/1
- 寸法13.8 x 2.1 x 19.5 cm
- ISBN-104826505388
- ISBN-13978-4826505383
登録情報
- 出版社 : 批評社 (2011/1/1)
- 発売日 : 2011/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 215ページ
- ISBN-10 : 4826505388
- ISBN-13 : 978-4826505383
- 寸法 : 13.8 x 2.1 x 19.5 cm
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2015年3月4日に日本でレビュー済み
元になっている埼玉苗字事典はネットで検索すれば見られます。史料検索には便利なサイトですが、苗字の由来の根拠がわかりません。朝鮮由来の苗字の説明に大分偏っています。日本人は皆朝鮮人由来だという根拠に使われそうで心配です。
2012年8月2日に日本でレビュー済み
苗字とは,弥生時代に朝鮮半島からやってきた渡来人同士が呼び合っていた「あだ名」である,というのが本書の立場で,その観点からさまざまな苗字が解説されています.
たとえば佐藤という苗字は従来,左衛門尉の「左」と藤原の「藤」から発生した,あるいは下野国の佐野庄の領主であったことにちなんだもの,と解説されていますが,本書では,以下のように説明されています.朝鮮半島の砂羅,沙羅という土地からやってきた渡来人が,砂・沙→サ→「佐」,羅→カラ→唐→トウ→「藤」と読み込んで,互いを「佐藤」と呼ぶようになった,と.
万事がこの調子の「新説」なので,若干牽強付会の観は否めないとはいえ,ぼくはかなりおもしろく読みました.
ちなみにぼくの戸籍上の苗字は「山崎」で,ルーツは長野の山奥なので,自分の苗字は「山と里の境(先)で山崎」なんじゃないかと思っていたのですが,本書によれば,「山は鉱山鍛冶集団等の非農民集落,崎は浦の意味で,鉱山鍛冶集団等の海洋民集落」とのこと.言われてみるとなんだか思い当たる節もあり,自分のルーツに対する想像がちょっと膨らみました.
たとえば佐藤という苗字は従来,左衛門尉の「左」と藤原の「藤」から発生した,あるいは下野国の佐野庄の領主であったことにちなんだもの,と解説されていますが,本書では,以下のように説明されています.朝鮮半島の砂羅,沙羅という土地からやってきた渡来人が,砂・沙→サ→「佐」,羅→カラ→唐→トウ→「藤」と読み込んで,互いを「佐藤」と呼ぶようになった,と.
万事がこの調子の「新説」なので,若干牽強付会の観は否めないとはいえ,ぼくはかなりおもしろく読みました.
ちなみにぼくの戸籍上の苗字は「山崎」で,ルーツは長野の山奥なので,自分の苗字は「山と里の境(先)で山崎」なんじゃないかと思っていたのですが,本書によれば,「山は鉱山鍛冶集団等の非農民集落,崎は浦の意味で,鉱山鍛冶集団等の海洋民集落」とのこと.言われてみるとなんだか思い当たる節もあり,自分のルーツに対する想像がちょっと膨らみました.
2016年8月31日に日本でレビュー済み
国会図書館に埋もれる大辞典を読み解いた書。それでも辞典ぽさはなお残り通読は結構きつい。しかしながら、自身の苗字、或いは、その構成漢字の由来を紐解くつもりで、正に辞書のように読めばかなり興奮するかもしれない。私の場合は父方は渡来人で母方は職能が判明。
で、日本の百大苗字を読み通してみると、何とも渡来系が多いことが分かる。実際そうなのかもしれない。或いは、新説故のまやかしか。著者は理系出身のようで、文系の常識にとらわれずに研究を進められたが、それが正しいかはまた別問題かもしれない。
ただ、頻度の高い「藤」を藤原氏ではなく「唐」、読み転じて「韓」から持って来ており、確かに日本人が朝鮮半島、中国から来たのならば、単なる藤原氏よりも、普遍性があって合理的とも思える。
で、日本の百大苗字を読み通してみると、何とも渡来系が多いことが分かる。実際そうなのかもしれない。或いは、新説故のまやかしか。著者は理系出身のようで、文系の常識にとらわれずに研究を進められたが、それが正しいかはまた別問題かもしれない。
ただ、頻度の高い「藤」を藤原氏ではなく「唐」、読み転じて「韓」から持って来ており、確かに日本人が朝鮮半島、中国から来たのならば、単なる藤原氏よりも、普遍性があって合理的とも思える。